炭水化物が大好きな人向けの低炭水化物ダイエット

炭水化物抜きダイエット」もしくは「低炭水化物ダイエット」という名称で話題になっているダイエット法があります。

このダイエットに対しては、賛否両論があるようですが、低炭水化物ダイエットというのは、ダイエットしたい万人向けのダイエット法ではないということを理解しておいた方が良さそうです。

もともと、低炭水化物ダイエットは、「炭水化物中毒」の人向けのダイエット法なのです。

そのため、炭水化物中毒でない人が、炭水化物を摂らないダイエットをすることはお薦めできません。

それでは、炭水化物中毒とは、どのような状態を言うのでしょうか。

炭水化物中毒とは

炭水化物中毒とは、主に以下のような状態を表します。

炭水化物によるインスリンの過剰分泌が原因となり、インスリン受容体が減少。その結果、血液中のインスリンとブドウ糖が細胞に取り込まれにくくなる。そのことによって、満腹感を伝えるセロトニンの分泌が不足し、炭水化物を多く取ることが止められなくなる。その結果、お腹が空いていなくとも、炭水化物が食べたいという欲求が強くなるのです。

このような炭水化物中毒に、あなたがなっているのなら、「低炭水化物ダイエット」を考えても良いでしょう。

自分は、炭水化物中毒ではないと思えるなら、他のダイエット法が考えた方が良いでしょう。他にも、いろいろな(ダイエット法)がありますので、ぜひこの機会に調べてみましょう。

低炭水化物ダイエット

低炭水化物ダイエットは、過度の炭水化物の摂取に依存しない体質作りのためのダイエット法です。

ただいくら体質改善のためとはいえ、いきなり炭水化物を摂るのを禁止してしまうのは無理があります。

低炭水化物の食事でも、きちんと満足感を得ることができるメニュープランが必要になるのです。そのため、低炭水化物ダイエットのプランには、好きなものを食べても良いというご褒美食が組み込まれてます。

ある程度の満足感もありつつ、体重を減らすことができる。

これが、ダイエットの基本なのでしょうね。

低炭水化物ダイエットというと、炭水化物の量を減らさなければならないと誤解しがちですが、決してそうではありません。

炭水化物の量を減らすのではなく、炭水化物を摂る回数を減らすのです。

炭水化物中毒の人は今まで、3回の食事だけではなく、何度も間食で炭水化物を摂っていたことでしょう。その回数を1日に1度に減らし、炭水化物を摂る食事では好きなものを好きなだけ食べてください。

ただし、その食事時間を1時間以内にするのです。

この炭水化物を食べてよい食事以外の2回の食事では、低脂肪の乳製品、野菜、肉、魚などによる補完食を食べることになります。果物は、補完食には分類されないため、炭水化物を食べるご褒美食の時に食べるようにしましょう。

詳しい補完食メニューは、「楽天市場の低炭水化物ダイエット」に関連した書籍で確認することができます。

ご飯が大好き!
パンが大好き!
スナック菓子が大好き!
間食も多い。

そういう人であれば、この低炭水化物ダイエットも良いでしょう。

体質を改善して、健康な身体になりましょう。

でも、あなたが炭水化物が原因で太っているのでなければ、この低炭水化物ダイエットはお薦めできません。

自分が納得できる、他のダイエット法を探してみましょう。

きっとあなたに合っているダイエット法が見つかりますよ。