顔を小さくしたいと願う人たち向けの「小顔ダイエット」。
小顔になりたいと思うきっかけは人それぞれですが、以下のようなことを気づいた時点から、顔を小さくしたい、顔を引き締めたい、顔の艶を出したいと思う人が多いようです。
太ってくると、どうしても顔が大きくなってしまいます。加齢とともに、顔がたるんだことが気になる場合もあります。リンパの流れが悪くなり、顔に老廃物が溜まったことで、肌に艶がなくなったり、むくんだりすることもあります。顔だけではなく身体のゆがみによって、老け顔に見えることもあります。
このようなことが原因となり、若い頃とは違う顔立ちになってしまったのです。
まずは、小顔ではない人とは、どのような特徴があるのか、もう少し考えてみましょう。
小顔ではない人の特徴
小顔でない人は、姿勢が悪く、老廃物の排泄が不十分です。
これが、小顔でない人の最大の特徴です。
姿勢の悪さは、身体のさまざまな箇所に見られます。
まずは、骨盤のずれ。
いつも決まった足を上にして横ずわりをしていませんか。バッグをいつも同じ方の肩ばかりにかけていませんか。このようなことを続けていると、骨盤がずれてしまいます。この骨盤のずれが、リンパの流れを阻害しているのです。
他にも、家事によっても身体のバランスが崩れることがあります。食器を洗うときにシンクが低すぎることがありませんか。掃除機をかけるときに長い間前かがみの姿勢になってしませんか。このような姿勢を続けたことにより、首から肩がこったり、腰が痛くなったりということでも、リンパの流れが悪くなってしまうのです。
骨盤がずれるような姿勢や肩や腰が痛くなる姿勢が、顔がむくんだような老け顔にしている原因にもなっているのです。
小顔ダイエット
小顔ダイエットは、顔を引き締めることをめざします。
・顔の引き締め
顔を引き締めるためには、顔のリンパの流れを良くする必要があります。口を大きく開けたり、口の左右の口角(唇の端)を順番に上げて数秒止める動作を繰り返すことで、リンパが流れるようになり、老廃物が溜まらなくなります。
口の周りの筋肉などを鍛えることで、肌に透明感が生まれ、表情も豊かになるのです。
・骨盤矯正
顔を引き締めるという直接的な方法ばかりではなく、骨盤のずれを治す体操をすることもお勧めです。骨盤のずれを治す体操は、さまざまな方法がありますが、ここでは一例をご紹介しましょう。
1.骨盤回し
骨盤を左右に回す運動です。足を肩幅に開いて、両手を腰にあてます。顔を前に向けた状態で、腰を大きく右に回します。続いて、同じように左に回します。これを左右10回ほど行ないます。
2.上半身の前後倒し
上半身を前後に倒す運動です。まっすぐに立った状態で、足を肩幅に開いて上体をゆっくりと前に倒します。次は、上体をゆっくりと後ろに倒します。この前屈と後屈をそれぞれ10回ほど行ないます。
3.骨盤押し
骨盤を左右から押す運動です。立った状態で肩幅に足を開き、足のつけ部部分の出っ張った箇所に同じ側の手を当てて押します。右側から押すのが10回ほど。左も同様です。
このような顔や腰の運動を行なうことで、リンパの流れを良くし、小顔になることをめざすのが、小顔ダイエットです。
ただ、このような運動を続けるのがむずかしいという人は、小顔マッサージをしてくれるエステや脂肪溶解を行なう治療などによって、小顔を実現することもできます。
このような小顔対策によって、「しわ」や「たるみ」も同時に解消できる場合もあります。
小顔になって、若々しくなる。
そういう自分をめざして、小顔ダイエットに取り組みたいものですね。